島崎ギターサロン動画ブログ

島崎陶人ギターサロンホームページ動画を文字化したブログ 20180217開設

2016年12月

https://youtu.be/Hxjap3GL_uo
2016/12/08 に公開




僕は楽譜を描くのが好きで今は音玉楽譜というものを描いているのですが
先程の頭で聴くのではない体で聴くという所から
これも今年の9月からなのですが楽譜を板に描いたらどうなのだろうと思い付きまして描いてみました
そうするとやっぱり面白いのです、紙に描くより面白いです
板というのは厚みがあるので描いていくうちに
私の楽譜には絵を描いてくれる生徒がおりましてこれはまだで描いてもらう予定なのですが
ふと思い付きまして楽譜の後ろに絵があるのが今までのパターンなのです
ところが絵の後ろに楽譜があったらどうなるのかと思い付きまして先に絵を描いてもらって、メンデルスゾーンの無言歌ですがこの楽譜を景色の後ろに描いたらどうなるか試したくて絵を描いてもらって後で楽譜を描いたら僕の中ではものすごく面白いものが出来上がったのです
これはこっちから見たら景色が後ろにあってこっちから見たら楽譜が後ろにある、表と裏の感覚です

考えれば音楽が前面にあって景色が後ろにあるではなくて本来人間は景色の中で音楽を楽しんでいる筈なのです
環境の中で音楽を楽しんでいるので音楽の中で環境を楽しんでいるのではありません
頭で聴く、体で聴く、何度も言うようですが我々は頭で音楽を聴いてそれに判断をしていたのです

でも体を使って、体で聴けば判断をする必要がありません、頭は休んでください、体がそれを感じますよと
例えば今日は雨が降ってますが雨降りに外へ出て濡れる
それは頭で考えたらびしゃびしゃになるし風邪ひくかもしれないと色々な心配事があると思います
でも皆さん思い出してください、子どもの頃とかどうでしょう
雨の中を走ったりとか僕などは雨の中自転車に乗って新聞配達やったことあるのですがそれは結構面白いのです
雨の中で歩くとか走るのは体はそんなに嫌じゃないのです
それとこれがどう結び付くのかと言われると困るのですが僕の中では結び付いておりまして景色の中に楽譜がある、景色の中に音楽がある、環境の中に音楽がある、
板に描き始めたらすごく楽しくてどんどん描いてイタのです

コンサートでも使おうと思いリハーサルで試すのに持って行ったら重たいのです
重たいというのは結構重要な問題でしていつもこれを持って行くと考えたら、頭で考えてるのですけどなんかちょっとしんどいなというので大きな四つ切の画用紙に描いてみました
これはまだ絵がありません、楽譜があってここに今度絵を描いてもらうのですが
今まではまず楽譜を優先して描いてその中に景色を描いてもらったのですが
これはもう予め絵をここに描いてもらうことを前提にして絵と楽譜で一体化しようと 考えた のです

そうすると画面が大きいと随分ゆとりを持って描くことが出来ます
そして判るかもしれませんし見えないかもしれません、アップで、楽譜のこういう所にメリハリ、メリハリと書いてあるのです
全部書いておかないと忘れるのです
これを見ながら今は演奏しています
つまり、自然な感情に任せて弾くのではなくて、しっかりメリとハリを意識して弾く、というふうに今、変えています

これもちょっと変わった格好をしているのですがポンセのガボットです
これは僕の中にストーリーがありましてそのストーリーを書いています
このストーリーはやがて消します、鉛筆で書いてるので消してしまいます
で、ここにある絵がほしい、ここにある絵がほしい、ここにもほしい、ここにもほしい、その欲しい場所を空けてこういう形で描いています
絵が出来上がって完成なのですけども
これはストーリーに沿って演奏する、もちろんメリハリを付けて演奏いたします

今はこんな形で遊んでおります
今からこの楽譜、ソルの練習曲を皆さんにも楽譜を観てもらいながら演奏を聴いてもらってそれでもしやってみようと思ったら是非試してみてください

ただ西洋音楽、いわゆる音楽楽典の知識が豊富でお前の考えたバカなことはしないという人は勿論する必要がありませんので好奇心旺盛な方、ちょっと音楽の苦手な方、ギターが難しいなと感じている方、にはひょっとしたら助かる素晴らしい薬になるかもしれません
これもメリハリ、メリハリ全部書いてあります
これに沿って演奏してみます
それを聴いてこれはダメだと思う方は勿論ですけども面白いなと思ったら是非実行してみてください
どんな楽典よりも単純で楽しいです
以上でございます。

メリハリ弾き ソルのアンダンティーノ作品32の1番
https://youtu.be/sbEPs6xMqlY
2016/12/08 に公開




https://youtu.be/UC4F8z7fbhg
2016/12/08 に公開




それではメリハリ弾きというのを実践を使って解説したいと思います
例えばソルの魔笛、普通でしたら

・・

そんな感じで弾くのではと思います、私はもともとそうは弾いてないのです

メリとハリですね
ハリというのは先程も説明したように力強い非常に前向きといいますか速い強いそういう塊り
メリというのは逆に弱いとか優しいとかそういうイメージで弾きます

メリとハリの途中は不思議な空間が出来ます
西洋の音楽ではクレシェンド、ディミヌエンドとか段々速くしたり大きくしたりそういう表現を使うのですが
メリハリ弾きはそのテクニックを使いません
むしろその空間を非常に大事にいたします

1:24 https://youtu.be/UC4F8z7fbhg?t=1m24s
今演奏したものをまずメリでスタートします・・そしてフッと時間があってからハリになります・・でまた、メリが登場します・・ハリが登場します・・メリです・・ハリです・・またメリです・・で、ハリです・・

そういう感じで今、かなり間を空けました、それを練習することで・・そんな感じになります
実際にやれば判るのですが上手とか下手という世界ではなくなります
それで表現がどうなのだと言ったときに、それもなくなります
感情もありません
そういったもの無しで演奏するのです
解説を聞いたら、えっ!?と思うかもしれません、演奏を聴いて何も感じないのだったら違うのです、違う問題になります

それでは続きましてソルの練習曲アンダンティーノを題材に使いまして全曲、メリとハリを使って演奏いたしますので楽譜とともに鑑賞して頂ければと思います。

https://youtu.be/DXdfzmDMeJk
2016/12/02 に公開





こんにちは、島崎陶人です
私は今までこのホームページとかいろんな場所でギターの音についてしゃべったり偉そうに講義をしたりしてきました
約50年間はギターの音について、実際にはタッチになります、どうやって弾くか、どうすればどんな音が出るかということをずっと研究してきたのですが
今年2016年の8月にすっぱりその音のことをやめました
もうやめることにしました
音の研究というのは結論から言うと頭が喜んでいるのです、耳が喜ぶのですが体は本当に喜んでいるかということに
疑問が違う方向に行ったのです
確かに良い音が出るというのは気持ちの良いことだし音楽を作る上で非常に大事だといったときに説得力もあると思うのです
でもあることをきっかけに私は誰がどんな音を出してもいいんじゃないの、或いは今出た音でいいんじゃないのという、出発点が180度変わってしまったのです

そもそもきっかけとなったのは古武道を研究されてる甲野善紀さんという方がいらっしゃいます、その方が音楽家のための講座ということで音楽家でない古武道をやっている方が音楽家のために講座を開こうという
これに参加をしたときに非常に大きなショックを受けましてそれがきっかけで音のことから逆に今度は自分の体のことに興味が移ったのです

われわれ最初にギターを持って弾くときに構えまして普通にこう、持って行くわけですが
甲野先生はこのスタイルを見たときにそれは違うのですよ島崎さん、
僕は違うも何もまだ何も弾いてませんと
僕のこの右手の持って行き方が違うと、
左手を持って行ったらそれは違うんですよと仰るのです

僕は初級とか入門の所でもこれを言ってる筈なのです
ギターをこう持って腕を置いて左手をこう持って行く話をしているのですがそれが武道の立場から見ると違うと仰るのです
これを否定されるというのは根底からひっくり返ることなのですが
そこで示された形がこんな形だったのです

3:07 https://youtu.be/DXdfzmDMeJk?t=3m7s
こう持って行くのではなく、こう持って行ってくださいと仰るのです
左も同様です、こうやって持って行ってください

これは結果として同じ形なのですが過程が全く違うのです
僕はこの話を聴いた瞬間に2つの疑問がいっぺんに解けてしまったのです
長い間疑問に思っていたことが2つありまして
その1つはセゴビアさんが演奏をするときに頭の毛をかき撫でるのです
うちの息子が初めて人前で演奏したときに今までやったこともないのにギターを構えてやっぱり同じことをやりました
この2つの動作に僕はなんだろうと、単なる偶然ではなくてこれは何か意味があるんじゃないかなと、
しかし解らない、どう言う意味かは解らないということで解らない箱に入れておきます
そして古武道の甲野先生のアドバイスを聴いた瞬間に同じ動きじゃないかと、

例えば柔道などで闘いに行くときにこうやって闘う人もいればこうやって闘いに行く人もいます
なんかこの方が強そうに感じませんかね
で、この動きに実は非常に大きな体の意味があったのです
皆さんも実際にやってみたら判りますけども手をぐーっと上にあげて広げてこう持って行くのと、下からこう持って行くのとでは随分体が感じる感覚が違うのです
結果としては一緒なのです
頭としてはこちらの方が合理的なのです、ここからここまでに行くだけですから
でも体は、さあ来い、或いは、さあ今から何かやるぞという準備が出来上がるようなのです

それが1つのきっかけになりまして
耳で聴いている、頭で聴いている音楽、
体は本当はどう感じているのか、そちらの方に気持ちが行ったわけです

そして今年の9月に、安田登さんという能楽師の方が書かれた あわいの力 という本、この本に出会いましてまたまた大きなショックを受けました
その中に物と物の接点、
つまり演奏者と聴き手、或いは人間と人間、対ですね、その間にはあわいの世界、ぼんやりとした世界があるという話なのです
このことでまた僕は大きな疑問が解けました
安田さんが仰ることの中に人間の形というのは上に頭、これは心と書いてあります、心があります
この心というのは非常に移り気がある、一定せずふらふらしたものである
その下に おもい というのがあってそのおもいはかなり普遍なものなのです
もう1つ下に しん というのがあると仰います、これは説明が出来ないということなのでしていません
ただし おもい は出来るらしいのです、感じることが出来る
そのおもいを伝えているのが能だそうです
僕達やっている音楽というのは心の部分、最も動き易い部分の話をしている、
そのことが解ったのです
だからしょっちゅう言うことも変わるし感じ方も変わる、それは当然で、移り気の多い心、頭ですね、だからです
その下にあるおもいというのに目を転じるとこれは話がちょっと変わってきます

では具体的に何をどうするのかといったときに
例えば体が動く、僕達は適当に無意識に動いてるのですが結構体に無茶なことを言っています
座っていて立ち上がる、ヨイショと手を膝の上に置いて立つのですが立とうとしている体を押さえ付けてるのですからなかなか立てない筈です
そうせずここに手を置いて押せばいいのです
もっと言えば少し浅く腰をかけていれば体重を前にかければ、そして足をこうすれば自然に立つように出来ているらしいのです
そういうことを実は知らなかった
もっと言うと歩くとき我々はこうやって歩きます
でも本当はこれは不自然なのだそうです、これが自然らしいです
実際私も今実践しています 9:05 https://youtu.be/DXdfzmDMeJk?t=9m5s
こうやって歩いてます、非常に楽なのです、なんか体が気持ち良いです
でもこうやると体がぎゅーっと横から掴まれているというか体が束縛されてるような歩き方、こうやると自由になるのです

そんなことを感じているときに出会ったのがこのボードです、バランスボード
これについては経験しないと本当にわからないので解説を避けますけれどもこの上に乗るとゆらゆら揺れて体が気持ち良いのです
それが何の役に立つのかというのは頭が言ってるのです、体は気持ちが良い、それだけなのです
それが何の役に立つとかそれが何だというのは頭の部分が一生懸命、体の反応を否定しているのです
そういうことはやめて体が気持ち良いと言っているのだからそれでよいに任せようと、

先程の話に戻りますが
我々が使っている筋肉というのが表にある筋肉
表にある筋肉を鍛えるというのは脳がすごく喜ぶらしいのです
ところが人間にはその中に深層筋という意識が出来ない筋肉があってそれが非常に重要な役目を果たしている
体の微調整に役立っているらしいのです
それを鍛えるということから始めませんか?という
そういう話が安田さんの本の中にありまして私は9月1日から実践を始めました
それがこんな運動です、足ブラブラと言っています
片足で台の上に立ちましてもう一方の足をブラブラさせるのです、この程度です、下の方にぐーっと引っ張られている感じでこの辺から足が付いててそれがブラブラ動いている
大きな柱時計みたいな感じ
このとき手も一緒にブラブラさせるのですがこうではなくてこの感じでブラブラさせるだけです
片足を2分から3分ぐらい、回数でいうと120回から150回ぐらいになるんですけど
こちらもブラブラやります
これが私の朝の日課の始めになっています

11:48 https://youtu.be/DXdfzmDMeJk?t=11m48s
それから今度は息の仕方です
これも我々自然に息をしているのですが本当はどう息をするのがいいのか安田さんが解説してましてそれもやっていますけども
最初はイメージとして横隔膜を下げて息を吸う
そのときに前に手を置きまして吸うときに横隔膜が下がりますので手を下げる、吐くときはそれを上げる
その動きを手でやってみるのです
やがてそれが進化しまして吸った息を体のいろんな部位に送り届けるというイメージをするのです
例えば背中に空気を入れよう、出そう
腕の中に入れよう、また出して行こう
足の先にも入れようということでいろんなイメージをしながら息を吸ったり吐いたりする

今度は深呼吸をするときに普通に息を吸ってゆっくり吐くというのを今もやっているのですが最初結構苦しかったのですが今は3秒ぐらい吸って20秒25秒ぐらい出すということが今は普通に出来ます
最初は3秒で吸ったら10秒15秒で出さないと苦しいかったのですけど
そのときもエクササイズとしてこんなことをやってはどうでしょうというアイデアがあって
腕をこうやって前にこうやるのです、10回ほどやります
今度はこれを後ろへ、なかなか行かないですが15回ぐらいやります、右も左も同じことをやります
これをやったらもう一度同じように深呼吸をしましょう
そうすると何かが変わっているのです
何かというものは頭にとっては都合が悪いのです
体が何かを感じている

14:20 https://youtu.be/DXdfzmDMeJk?t=14m20s
それから私の教室には3週間前からゴルフボールがありまして
椅子に座って本を読んだりするときに足の下に置いてこうしています
そうすると何か面白いです
ボードの上に足を置くのはもう普通のことです、こうするとなんとなく面白いです
理屈では全く説明できないのですけども体自体がなんとなく楽しい、そうこうしている内にお腹の所に紐がありまして最近は紐トレーニングというのに首を突っ込んでおりまして、この小さな輪っかを頭に乗せます、乗せた瞬間に頭というものを意識するのです
これ無いときは意識のしようがないのです、でも乗せた途端に頭というものが意識の中に入るのです
紐を乗せているのだけれど紐ではなくてここに頭があるという意識が出来上がります
こういう紐をよりまして後ろにかけてタスキにするのです
こうやることで体自体が何かを感じているのです、その何かはわからないのですよ、何かを感じているのです
ここに紐があるとは感じないのです、そうではなくて何か別の物を感じる
ここに紐があるというのではなくて頭そのものを感じる
おそらく肩を意識したり昔の人が戦う前、こうやって気を引き締めた感じがします

こういうのでギターを弾いてみよう
そしたら何かが変わる
今までは何か、というものには焦点を当てずに絶えず音に焦点を当てていたのですが今は何かに焦点を当てているのです

17:00 https://youtu.be/DXdfzmDMeJk?t=17m0s
さらに話は進みまして先程の安田登さんの本で メリハリ読み に出会いましてこれでもの凄い衝撃を私は受けました
メリハリのあるというのは、言葉では使うのですが現実にはやってません
それを音楽に利用出来ないかと考えたのです、そして応用してみたらこれが僕のしたかったことだとすぐに解りました
つまり音楽の常識というものは、あるリズム、拍子の中で音が進行してゆくのです
でもそうではなくて、もし物語、音楽の音の物語だとしたらそれを読む、それを演奏する方が、
ただすーっと読むだけでは面白くありません
どうやって読んだら
最初に説明した心、頭に聴かせるのではなくて、その下のおもいに聴いてもらえるか
つまり体にどうやって聴いてもらえるかというのが、このメリハリ読みという中に答えが書いてあったのです
僕は朗読など出来ませんしやったこともないのですが
本を普通に読むときに
こんな夢を見た、6つになる子どもを背負っている、確かに自分の子である、ただ不思議なことにはいつの間にか目が潰れてあお坊主になっている、
というのはこれを読んだだけなのです
これをメリハリを付けて読んでみると少し情景が変わって来るのです
私が読むことですから不細工なのですが是非興味のある方は安田さんのメリハリ読み、そしてこの方が実際に読んでいる映像が実際にありますのでそちらを見て感じてもらえばと思います
いっぺん読んでみます
こんな夢を見た、6つになる子どもを背負っている、確かに自分の子である、ただ不思議なことにはいつの間にか目が潰れてあお坊主になっている、
こんな感じになります
メリ、ゆっくり読む所と
ハリ、少し気合を入れて読む場所
その間に独特の間があって、その間というもので音楽を作っていこう

日本人は僕らは昔話でメリハリというのを最初に経験しているのですね
むかーしむかし
むかーしというのがメリで、むかしがハリになっているのです
おじいさんおばあさんがいました
これを、むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがおりました、では昔話にならないのです
むかーしむかし、なんです
どんぶらこーどんぶらこ、なんですね
文字にすればどんぶらこどんぶらこなのです
でも読めばどんぶらこーどんぶらこ、メリハリになっています

と同じように音楽も演奏できないかと考えました
そしてそれを実行しました
これを今から皆さんと一緒に観てもらおうと思います。

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