技の出来るまで②
https://youtu.be/C80dRg8x9DE
2018/03/31 に公開





和音を同時に弾くバラして弾くときに私はこんなふうに感じてますというのを見たという仮定で今話を進めて行きます
その前にですね私こんな変なものしてますけどこれはよだれかけではありませんでギターと体とをちょっと距離をとるということで結構分厚いものをしています
直接こう、楽器が当たってもいいんですけどあるとき直接当たるより距離のある方が自分の体にすっきり、ぴったり来るのでこんな形を採っています
コンサートとか人前で弾くときは中に入れて見えないようにしてるんですけど家で居るときはぶらぶらして

先程こうバラすときに親指がこう動いて行く、弦の上を移動しながら同時にこちらを弾くという形
それにはこういう方向とまあ、こういう方向がありますというのをしました
同時のときは皮のときは人差し指と親指が開いてバンと引っ付く形、それからただ離す場合はこのまま離すという、2通りがあるという話をしました

これをここだけで見るとその、こう、それから、こうなんです
ところがこれ、ここから見ないとわかりません、ここだけが動いてるのじゃないですから
で、ここが動くとなったときにこう動いてるわけなんですがこれも実はここだけで解決してるんじゃなくてこの座ってる体全体で言いますと、理想を言いますとこうやって動いてるわけだから体もこう、例えば反対の方向に動いて
あるいは向こうに一緒に動いたとしたらこういう動き、舟を漕ぐみたいな動きですね
こっち側に来るときというのはこう回って来るわけですから体も何かこんな動きをしている
そしたら仮にGコードが鳴りました、このコードはGです、で解決できる人は僕にしたらすごいと思うんですね、僕なんか全然わからないわけです
あ、G、Dと進行しています、それが何やねんという話ですね
それをもし自分の中でバラして、こうバラして次Dを同時に弾いた、ということは動きとしてこうなってからワンと弾いたわけですね
で、ここだけ見たらそうなんですけど体全体から見たときにはこうなってからふわんと上に上がった、要するにそういう動きというのが体の中から感じてそれを表現、音で表現するのはどうすればいいか、どうなるかと、
いうのが私の最大の関心ごとなんですね
だから人の音楽を聴いたときにその人がそういう動きを持って演奏している人だとしたらこっちの体が同じようにそういう動きとして感じ取れるわけです
ところがあの楽譜にGと書いてるDと書いてあるCと書いてる、GDCと弾きました
何か文句あるか、文句あるとは言わないですけどそれがそうやねんと言った人の演奏に関しては体が全く反応しないわけですね
いうか体にとってみたらそれが何やねんて話なんですね
だからしゃべるときにですね例えばこうじーっと座ってこんにちは、皆さまお元気ですか、私は島崎陶人と申します
て口だけ動かしたら結構気持ち悪いと思うんですね
こんにちは、って言うと思うんです
その、こんにちは、って言うときに、こんにちはって言うと何かちょっと様子がおかしい
こんにちはって言うとお前大丈夫かみたいな
そのときにその動きを伴ったこんにちはがあるわけでこんにちはが存在してるとは僕は思わないんですね
同じように音楽もある体の動きから出て来たはずなんですね
直立不動でカウントしながらそこから音楽が出て来るなんていうのはちょっと僕には考えられないですね、そういう世界は解らないです
それも自分の反応の仕方というのはあるので誰かが弾きました、その音に関して耳だけではなくて体も反応していますということなんです
それにはスピーカーから出て来た音には非常に反応しにくいですね
スピーカーじーっとしてヴェーンと震えているだけですから、我が家には実はオーディオの設備がありません、ないんですね、あるときから僕が聴けなくなったんです
特にCDになったときからCDの音を聴くと体が30分ぐらい異変を感じるんですね
3回ぐらい買ったんですけど全部、やっぱり処分しまして聴かないようになってます
ごく音の悪いのは聴けるんです、そういうのは雑音として聴けるので大丈夫ですけど変に音が良いと逆に聴けないみたいな
そういうことで先程ギターをこう持つということに関してもこれが無しでですねこのまま直接に当たると何かこう楽器と一体感が逆にないんです
あの、少し距離があってこうすると何か楽器と僕は仲良いぞみたいなそんな感じが体の中からするんです
そのときにあのこれやってもらったらわかるんですけど大概の人はパッとやると弾き難いんですね、弾き難いんです、だって遠くなりますから
その弾き難いということと体が喜んでいるということを皆さん混同されんですね
つまり弾き易い弾き難いやり易いやり難い易しい難しいいうことが全部イコール、易しい=良い、いやそうと違うでしょという話です
曲にしましてもね、初級用というのは弾き易いですよ、ちょっと待ってね、それ弾き易いっていうのはあなたにとってどうなの
それはどうなのよという

弾き難い、うわっ動くからこの曲は難しいんやって
せやけどそのうわって弾くことがもしこの曲の目的やとしたらワーっと弾いたら終わりなんですね
易しい曲、言い方悪いんですけどもそんなに変化のないバロックなんか特にそうですけど、そういうのは弾き易い、確かに弾き易いかもしれない
でもさっき言った動きはものすごい豊富なんですね
逆にバーっと弾かないかん曲いうのはバーっと弾いたら終わりなんですね、動きが単純なんです
ところがゆったりした音楽、要するに指先のテクニックの要らないものっていうのは体の動きがこう実に豊かなんです、それも静かなんです
僕のね、知らないのに言うのもなんですけど例えば能、みたいなものですね
能のような動きというのはあれすごい難しいほとんど動いてないんだけども存在感ってすごいわけですね
手品師の場合もパーッと動いてる、確かにそれは面白いし見てて楽しいですね
手品師が動かへんかたっら手品師にならへんわけです
だけどもしその手品師に超ゆっくりやってわからんようにしてみと言うとたぶんそれちょっと難しいねんと言うんちゃうかなと思うんですね
だから、超スローモーションでですね、ハイここにコインがあります、ゆっくりと、すーっ、、はい消えましたというとこれすごいですよね
これありますよね、ハイ、消えましたって言うから、ワーってびっくりするんですね
だから、ゆっくり=易しい ゆっくり=判り易い いうのはやっぱり違うんです、それは全然意味が違う
自分の体、音楽も自分の体と一緒に感じる、楽器も持ったときに本当に自分の体と楽器がどうやったら一体化するかっていうことから考えて行くと
便利なやり方、弾き易いやり方、ではないと思います
まああの、解説と言いますか自分の音楽の感じ方というのでちょっとお話をしてみました。