Menuet / Henry Purcell 演奏と解説

演奏
https://youtu.be/aXjXXT3W7yw
2017/10/21 に公開






解説
https://youtu.be/Ywc1urD3BDc
2017/10/21 に公開





ヘンリーパーセルの小品です
非常に旋律がはっきりしています

私は旅行があまり好きではありません、珍しいと思うのですけども家内と上高地へ行ったことがあります
ご存知の方が多いと思いますが河童橋から川沿いに歩いておりますと突然頭の中に旋律は道なりという言葉がポーンと入って来たのです、誰かが私にしゃべりかけました
それと同時に今弾いたメヌエットが流れて来たのです

その瞬間に、ああそうかと私は思いました
それは皆さんが旅行に行って景色を楽しむ、雰囲気を楽しむときに必ず道を歩きます
道を歩きながら遠くの景色を眺めたり近くの花を触ってみたり匂いをかいでみたりその雰囲気を楽しみます

道がない所というのは大変ですよね
足元を見ながら行かないちょっと、まわりの景色など楽しめないです
音楽も非常にこれと似ていると僕は思います
つまり旋律というのは非常にわかり易いラインです、皆さんがパッとわかるラインです
そのラインを歩きながら内声であったりベースであったりアルペジオであったりいろんな要素が皆さんのまわりに雰囲気として現れてそれを自然に楽しませる
演奏家というのはそういう演出する効果、技術、それが必要だと思います

さきほど弾きましたメヌエット、旋律だけ出すと
2:08・・
これだけなのです

そこにちょっとしたまわりの景色を入れます
ベースがあったり、内声があったり

ベースだけ取り出したり、内声だけ取り出しても別にどうということはないのです
だけどそれと旋律、旋律を聴きながら自然に体はその他の和音を聴いたり内声の動きを聴いたりベースを聴いたりして音楽をたのしんでいるのですよということを演奏家は本当に自覚してそれらの景色に自分の力をいっぱい注いでほしいのです
道は、こう言っては何ですが少々荒れてても大丈夫です

イメージ楽譜というのがありましてこんなふうに思いながら演奏していますというものです
これはいろんな曲で応用が効くと思います、是非お試しくださいませ。

パーセル:メヌエット